【入門】ECシステムの基本と種類!導入ポイントとメリットも紹介

【入門編】ECシステムの基本と種類!導入ポイントとメリットも紹介

社内でECショップを立ち上げようとしたとき、まず何から始めたらいいかわからない方も多いのではないでしょうか。
そんな悩みを一気に解決するのがECシステムです。ECシステムを導入すれば、商品を販売するだけではなく、発送準備や顧客の管理まですることができます。
この記事ではECシステムの基本と主な種類、導入のポイントなどを紹介します。

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ECとは、Electronic Commerceの略で電子商取引の意味を指します。

ECシステムとは商品やサービスをインターネット上で販売・提供するサイトの構築や運営などができるシステムです。インターネット上に開設したECショップと連携させて発注管理や顧客管理を行い一元管理をすることができます。

ちなみにECショップのイメージは、カタログに載せている情報をWEB上で公開し、ハガキや電話で注文する流れをインターネットで完結するような仕組みにしたものです。

ECシステムを導入するメリット

ECシステムを導入するメリットは3点あります。

・非対面で営業活動することができる
・24時間365日営業活動ができる
・少ない資金で始められる

今までは販売員や営業担当が動くことによって収益を作っていく仕組みでしたが、ECシステムを活用するとインターネット上でお客様のタイミングで意思決定や決済が可能です。そのため、人件費などの経費を削減しながら利益の向上も目指せます。

また、サービスによっては安価に始められるものもあり、事業の規模感によって予算も組みやすいのが特徴です。

ECシステムの5つの種類

ECシステムのサイト構築の方法は、主に以下の5つの種類があります。

・ASP型
・オープンソース型
・パッケージ型
・クラウド型
・フルスクラッチ型

それぞれメリットやデメリットがあるので、詳しく解説していきます。

ASP型

ASPとはApplication Service Providerの略で、インターネット上のサービス提供者のことを指します。

ASP型のECシステムとは、ASP事業者が構築・運用管理しているサーバーを複数のEC事業者がシェアして使われる形式です。

メリットは2つあります。1つは「テンプレートがあり始めやすい」という点です。最低限のシステムから利用を始め、サービス拡大と共に機能を実装する形で使用することもできます。2つ目は「コストが抑えられる」という点です。他の手法だと数百万円かかるケースがありますが、ASP型だと数千円から開始できます。

デメリットとしては、「カスタマイズのしにくさ」が挙げられます。テンプレートが豊富がある点はメリットですが、使える機能が限定的なケースもあります。そのため、まずは基本的な機能を使ってコストを抑えながら運用したいという方にはおすすめです。

オープンソース型

オープンソース型とは外部に公開されているソースコードを使ってECシステムを構築する手法です。オープンソースのプログラムは無料で公開されているので誰でもアクセスすることが可能です。

メリットとしては「費用の低さ」「カスタマイズのしやすさ」の2点です。

しかしながら、プログラムをカスタマイズをするためには社内にカスタマイズと運用ができる人材の確保が必要です。また公開されているコードを活用するため、セキュリティ面のリスクに関しても予め把握しておく必要があります。コストを抑えながら、ある程度のカスタマイズもしたい場合におすすめです。

パッケージ型

パッケージ型とは、ECサイトに必要なシステムや機能を備えたショッピングシステムカートシステムのことを指します。

メリットとしては「カスタマイズのしやすさ」「カスタマーサポートの充実」が挙げられます。基本的な機能も実装されている上に、追加したい機能やトラブルもしっかりとサポートをしてくれるのが特徴です。

一方デメリットは「費用が高い」点です。しっかりとしたサポートをしてくれるために、その分初期費用が他の手段よりも多くかかります。

小規模事業者であるとなかなか手が出しにくいため、ASPで始めて売り上げが上がってきて、さらにカスタマイズなどをしていきたい方におすすめです。

クラウド型

クラウド型は、クラウド上にあるプラットフォームを活用してECサイトを構築することを指します。

一度自社のサーバーでデータベースを構えてしまうと、時代の流れによってシステムの陳腐化が起きた場合に、膨大なシステム改修費用が発生します。

クラウドECの場合は、日々アップデートが自動で行われるため、常に最新状態になっています。

最初はASPと比べても費用がかかりますが、長期的にみるとコストパフォーマンスは高いと言えるでしょう。

フルスクラッチ型

フルスクラッチ型とは、ゼロの状態から自社でECサイトを立ち上げることです。完全オリジナルのためカスタマイズもデザインも自由ですが、開発費用や人材の確保が課題となります。

また、近年はコストパフォーマンスの良いECシステムも増えてきたため、フルスクラッチ型で開発する事業者は少ないのが現状です。

より大規模なECビジネスを展開している事業者にとっては導入メリットは多いので、事業規模と実現したいことを考えて選ぶようにしましょう。

ECシステムを導入するポイント

最後にECシステムを導入するポイントを紹介します。

操作性や管理画面を予めチェックする

ECシステムを導入する際は、あらかじめ管理画面のデモ操作を行うことをおすすめします。実際に運用になった場合に管理画面を操作するスタッフを中心に、管理画面の機能や使い方などを確認しておくとスムーズに導入ができます。

導入した後に、システム改修するとなると追加費用がかかってしまう場合も多いので本格的な導入の前に操作性や管理画面は確認しておきましょう。

自社と近しい要件の事例を確認する

ECシステムはさまざまな事業者が運用しています。そのため、自社の運用や管理イメージに近い事例をベンダーに紹介してもらうことで想像がつきやすくなります。

たとえ別の業界だったとしても自社に活かせるポイントはあったりするものです。

またベンダーによって得意・不得意も存在します。

その上で各ベンダーに対して、自社と近しい要件の事例を紹介してもらうのはECシステム導入で失敗しないためのポイントです。

今と3年後の要件に対応するシステムを構築する

意外と陥りやすいのが、現在の状態を補うことだけに一杯になり、将来のことをあまり考慮せずにシステムを導入してしまうことです。

このような状態で急いで導入してしまうと、追加費用を支払って3年後にさらに新しいシステムに変更しなければならないというケースもあります。

そのため、ECシステムを導入する際は、3年後の事業成長性とリスクを現在の事業と天秤にかけた上で要件定義を行うと良いでしょう。

一方、将来ばかりを見据えて、直近あまり必要がない要件を追加しすぎてしまうと運用が複雑になってしまったり、導入までに費用や時間がかかってしまうというリスクもあります。

そのため、今も3年後もしっかり使用できるシステムを構築すると良いです。

【まとめ】ECシステムを導入して事業を成長させよう

いかがでしたでしょうか。

この記事ではECシステムの基本情報から導入する際のポイントまで紹介しました。

ECシステムの構築方法として主な5種類を紹介しましたが、他にもさまざまなサービスが増えてきています。

そのため、ECシステムの導入を検討している場合は、さまざまな企業のECショップを覗いてみたり、ベンダーから事例を紹介してもらったりして判断すると良いでしょう。

会社の規模や希望する運用方法にあったECシステムを導入して、さらに事業を成長させていきましょう。

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執筆者情報

中村 隆嗣 中村 隆嗣

株式会社ファブリカコミュニケーションズ アクションリンクチーム 部長

2003年に北国からの贈り物へ入社。自社サイトの立ち上げから参画し月商3億円を超える成長まで導く。楽天/Yahoo!/Amazon/ぐるなびなど全店のマーケティング戦略責任者として各モールにおいて数々の賞を受賞。 2014年株式会社メディックスに入社し、年商2500億規模の大手製薬会社や外資系アパレルブランドなど、メーカー直販ECの事業コンサルティングを手がける。 コンサルティング先で多く見られたCRMの課題を解決すべく、2018年アクションリンクを立ち上げ、2023年ファブリカコミュニケーションズにジョイン。現在に至る。

よくあるご質問

ECシステムとは何ですか?
ECシステムは、商品やサービスをインターネット上で販売・提供するサイトの構築や運営などができるシステムです。
ECシステムを導入する主なメリットは何ですか?
ECシステムを導入すると、非対面で営業活動ができ、24時間365日営業が可能となり、少ない資金で開始できるというメリットがあります。
ECシステムの主な5つの種類は何ですか?
ECシステムの主な5つの種類は、ASP型、オープンソース型、パッケージ型、クラウド型、フルスクラッチ型です。
オープンソース型のECシステムのメリットは何ですか?
オープンソース型のECシステムのメリットは「費用の低さ」と「カスタマイズのしやすさ」です。
ECシステムを導入する際のポイントは何ですか?
ECシステムを導入する際のポイントとして、操作性や管理画面を予めチェックすること、自社と近しい要件の事例を確認すること、そして今と3年後の要件に対応するシステムを構築することが挙げられます。

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