既存客とのコミュニケーションに課題

リバークレインでは2000年の創業以来、増収を維持しており、直近決算でも堅調だったものの、コロナ禍による打撃を受けました。

また、バイク人口は50歳以上が中心で新規の愛好者が増えにくい状況を踏まえ、今後を見据えてリピーターを意識した施策を強化することにし、その中でも既存客とのコミュニケーションを積極化する手段の1つとしてメールマーケティングを強化することにしました。

既存客に寄り添うメール戦略で成果

これまでもアクティブ顧客の大半が購読登録をしているメールマガジンをほぼ毎日配信していましたが、開封率が全体的に高くなく、実購買率も伸び悩んでいました。

アクションリンクは、一定額で配信し放題のプランの用意があったことに加え、過去の実績を元に企業が特別な設定なしに販促メールなどを配信できる”鉄板シナリオ”と呼ばれるテンプレートシナリオが用意されており、すぐに施策が開始できるということを魅力に感じ、導入を決めました。

「カゴ落ちフォロー」「購入迷いフォロー」などで効果的なリターゲティング

実際に導入してみると、ユーザーの行動をトリガー（引き金）とする「アクションリンク」による「カゴ落ちフォロー」や「商品ページ閲覧後リタゲ」の施策が功を奏し、開封率は従来のメルマガの3倍に達しました。特に、購入を迷うユーザー向けのフォローメールが、売上全体の1割を占めるほどの成果を上げています。

売上1.8倍に貢献したトリガーメール

「アクションリンク」の導入によって、トリガーメールの配信は全メルマガ配信の25分の1の規模ながら、開封・クリック率は通常のメルマガの10倍で、売上も1.8倍に拡大しました。

顧客に最適なタイミングで適切な内容を届けることで、大きな成功を収めています。

世代別メルマガなどより密なコミュニケーションを

今後はアクションリンクを用いて世代別のメルマガを送ったり、一度購入して下さった方に再購入を促すメルマガを送るなどの施策を通じて、顧客との関係性の向上を目指していきたいと考えています。